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「饒津神社」の参拝を終えて、歴史の散歩道をもう少したどってみようか……と思っていたら、iPhoneが急速に電池消費、フリーズ。
あわてて携帯バッテリーで充電するもどうにも調子が悪いので、iOSのアップデートを街中で始めてしまう、という……おかげで時間がなくなり、宿に向かうことに。
それでも、どこか行けまいか行けまいか、と探して、発見しました「稲生神社」。
◯こちら===>>>
稲生神社(いなりじんじゃ) | 歴史・文化 | 広島広域観光情報サイト ひろたび 広島から、旅をつくろう!
↑観光サイトです。
いきなりおキツネさま。
原爆に耐えたお守りきつねさま、
「稲生神社とお守りぎつね
一七三三(享保十八)年
神社周辺四町にて大火災発生するが
神社は火災免れる
この時 白狐より
町の平穏と五穀豊穣
商売繁昌を願い安住したい
というお告げがあり
鎮守されたと云い伝えられています」
参拝した目的は、ほぼこれだったりします……『怪』。
妖怪になられた水木大先生、最近妖怪になりつつあるのか荒俣先生、鋭意執筆京極氏。
はぁ……。
そして、さらば鉄人……。
町の中、二階建ての建物の二階部分に神社がある、といった構造。
隣のビルとの対比が鮮やか、に見えるかと思ったらそうでもないの写真。
「南区の妖怪伝説
三次の妖怪話として有名な稲生物怪録!
妖怪を退散させた稲生武太夫が祭られているのが南区の稲生神社です。江戸時代の三次に伝わる「稲生物怪録(いのうもののけろく)」は妖怪を退散させたという稲生武太夫(いのうぶだゆう)の武勇伝を書き残したものです。
三次市では、この伝説を元に世界妖怪会議を行うなど、まちおこしに活かしています。
広島市の南区にある稲生(いなり)神社には、この稲生武太夫が祭られており、妖怪を退散させたことから、魔よけ・強運を招く神様といわれています。」
私、妖怪にもわりと強い、と思っていたのですが、もちろん京極・荒俣・水木といったほぼ妖怪の人たちにかなうわけはなく。
その中で知ったのが『稲生物怪録』でした(読んでませんけども)。
『妖怪大戦争』(新しい方)をご覧になった方はおわかりかと思いますが、「山ン本五郎左衛門」という魔王の出展もこちらです。
読みたい、と思いながらもスルーしっぱなし……。
鳥居。
「広島のお稲荷さん
浅野公が広島入府の際、勧請し、当稲生神社は豊受大神・大国主命・稲生武太夫公霊神をお祀りしています。五穀豊穣・商売繁昌・厄除けの神様として四〇〇年の歴史をもち広島のお稲荷さんとして親しまれ崇敬されてきました。とくに享保十八年六月十八日広島大火災の時、稲生神社と◼︎◼︎志七(信仰厚く稲生社の世話人)の家が類焼をまぬかれたことから火災除けの神様として篤く信仰されています。
また、稲生武太夫公は、強く勇敢な妖怪退治で知られ、人々を守ったことから魔除け・強運を招く神様ともいわれています。」
ちょっと植え込みで隠れちゃった……。
巨大絵馬。
幟(何枚撮るのか)。
遠景……というほど遠くはない。
さて。
◯こちら===>>>
国立国会図書館デジタルコレクション - 稲生平太郎 : 妖怪退治
国立国会図書館デジタルコレクション - 備後土産稲生夜話 : 奇説異聞
↑国会図書館デジタルコレクションには何故か『稲生物怪録』自体はなかったのですが、それを講談にしたらしきものがいくつかありました。
私はいつか『稲生物怪録』を手に入れたいなぁと思います。
ええと、あっさりですが、今回はこの辺りで〜。