ふう、更新が滞る滞る……。
2024年の1/6、です。
新年から催し物があって上京したのですが、その際に初詣できるところ……現場に近くて……と探していたら、発見しました、。
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ロケーション的には、本当に街中の、片隅に、それでも存在感大きく鎮座している、という印象。
日本は、町ごとに教会がある西洋と違って、ちょっとした一隅に神社や祠があって、それを不自然とも思わないのですが(日本人ですから)、現代的な建物が立ち並ぶ中、急に出現すると、ちょっと奇妙ですよね……超高層ビルと、昭和の名残の商店と、神社仏閣……奇妙。
あ、こちらは、お稲荷さんです。
狛犬いますけど。

拝殿。

「稲荷神社」の、これはランタンかな……。


いかめしい狛犬さん。

境内から、鉄道の高架が見えます。
これも奇妙といえば、奇妙、なはずなんですが……。

鳥居と社標。
新年だったので、ちょっとおめでたい感じです。
さて、とぼとぼと徒歩で目的地まで移動したのですが、まだ時間があったので、新橋周辺をうろうろしていると、発見しました、「鹽竈神社」。
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やけに背の低い石灯籠……ではなく、こういった形になっちゃう石灯籠、多いですよね。
長い年月を乗り越えてきたのでしょうけれども、どうしても破損してしまいますからね……。

「塩釜公演の沿革
★」

社標。

地元の方に整備されているのか……神職さんが常駐しているようには見えなかったので、どこかの神社の方が兼務されているのか……参拝したときは、地元の方が公園で遊んでいて、お参りもしていたりして、地元の鎮守だな、と微笑ましかったのを覚えています。

拝殿前。

天水桶……かな……。


小さめ、いかめしい狛犬さん。

ええと……「稲荷神社」と「秋葉神社」の縁起、ですね……縁起か……由緒じゃないのか……。

お稲荷さんです。

で、大きめの「恵比寿」「大黒」……急にどうした、と思いました。
結構シュールだ……。

神社全景。
私の生まれ育った地域にも、公園に隣接した神社があり、ちょっとそれを思い出しました。
鎮守の杜って、怖かったですよね……まあ、それも昭和の人間の感覚なのかもしれないですが(その割に、今でも都市伝説だのが流行っているのが不思議な気がします……人間は、そうそう簡単には変わらない、ということなのか……)。
で、まだうろうろしていたんですが、「浅野内匠頭終焉の地」、「田村銀杏稲荷大明神」なるものを発見。
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歴史好きというのは、須く『三国志演義』と『忠臣蔵』に詳しい、と思われているような風潮が、個人的には納得できないのです……私、全く詳しくないもので……。


「切腹最中」なるものがあるそうで……愛知県には、「全滅クッキー」ってあるんですよね……。
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ブラックジョークというか、諧謔というか……こういうのは、人間、好きですよね(何様?)。

御朱印を「日比谷神社」でいただけました。
最近は、神社仏閣巡りもちっともできていないので、数は増えませんが……できるだけ遠征したら、どこか行くようにしています。
さて。
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大沢興国 編『東京便覧』,錦栄堂,明34.5. 国立国会図書館デジタルコレクション
(参照 2025-07-04)
↑まずはこんなところから。
p43です。
「日比谷神社 芝日陰町にあり、豊受太神宮を祀る、万治の頃京都藤の森稲荷を日比谷に遷し、後日比谷辺の町家を移せし時共に遷座し、日比谷稲荷と称せり、毎歳祭礼には軒毎に道具を吊附たる見立絵の灯籠を掲ぐ、見立絵行燈は茲始まれり。」
万治年間といえば1600年代前半か……万治の石仏しか思い出せないな……。
日比谷、は何故日比谷なんだろう……いや、調べれば、多分わかる……。
◯こちら===>>>
『新撰東京実地案内』,薫志堂,1893. 国立国会図書館デジタルコレクション
(参照 2025-07-04)
↑これもちょっと覗いてみます。
p33です。
「日比谷神社 芝口三丁目里俗日影町通りにあり鯖稲荷と称へて参詣多し」
鯖稲荷……鯖?
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岡村金太郎 著『水産叢話』,博文館,明40.7. 国立国会図書館デジタルコレクション
(参照 2025-07-04)
↑検索していたらこんな本が引っかかりました。
考察の内容の真偽はともかく、日比谷という地名についての考察です。
p144から見てみてくださいね。
簡単に言うと、海苔をとるときの「ひび」という道具が沈めてあった海辺の辺り、だから「ひびや」という、わけではない、という内容が書かれています。
引用するとかなり長いので、それぞれ確認してください。
いや、神社のことを調べていて、水産関係の本に辿り着くとは……面白いものです。
『忠臣蔵』のことは、もうちょっと勉強します……いつの日か……。