8/6。
諸事情によりあまり遠方に行けないもので、県内をぐるぐるめぐる日々。
今回は、「建中寺」。
◯こちら===>>>
「徳川家康」つながりになるのでしょうか。
街の喧騒からは少し離れたところにあります。
黒々とした門が凛々しい。
「建中寺
徳興山と号し、浄土宗。慶安四年(一六五一)尾張二代藩主光友が、藩祖義直の菩提のため創建。成誉廓呑上人を開基とし、以後尾張徳川家歴代の廟所となった。
<県指定有形文化財>
◎徳川家霊廟ー唐門から始まって、本殿・合間・拝殿の三棟で権現造を構成する。建物はすべて漆塗、内外極彩色を施して華麗な装飾を行っている。(以下略)」
「成誉廓呑」というかたが、前回の「大樹寺」の住職につながるものなのかどうか(あちらは真言宗でしたが……)。
「陳元贇」……どこかで聞いたことが……。
◯こちら===>>>
「応夢山定光寺」 - べにーのGinger Booker Club
↑にある「徳川義直」公の廟が、この「陳元贇」の設計と言われていたのでした。
山門。
当然葵の御紋。
本殿。
扁額。
あ、もちろん中に入れます。
仏閣の本堂の中は緊張しますよね……御本尊は「阿弥陀如来」、様子は公式HPでご覧ください。
……忠魂碑か殉国碑か、だと思います(違ったらすみません)。
お盆前、敗戦の日前でしたので、それに向けての法要準備がされていたようです。
本堂を横から。
おや、「大樹寺」と同じように銅版が。
犬と鳥を連れていても、桃太郎ではありません。
鳥獣の慰霊碑、でしょうか。
「馬頭観音」ですね。
逆光で何の碑だかもさっぱりわかりませんが、「陳元贇」のことが書かれていたような記憶があります。
境内から、山門を。
本殿向かって左にあります、奥は開山堂、手前は不動堂。
不動堂を正面から。
本殿向かって右手にある鐘楼。
もっと右手は、幼稚園です。
開山堂と不動堂。
こちらは経蔵ですね。
境内から、道路を挟んで公園になっています。
そこからの遠景。
本堂の屋根と、特徴的な破風が、なかなかすさまじいバランスで美しい。
御朱印はいただけるようなのですが、「幼稚園まで」と書かれており、どこが職員室かよくわからず断念した次第。
9/10。
御朱印リベンジに出かけてきました。
ええ、空の色が嘘くさいですけども、正面から。
公園の南端には、総門がありまして。
この分断され具合も、何となく「大樹寺」に似ています。
総門脇にひっそりお社。
この日は寺務所でいただけました、御朱印。
当たり前といえば当たり前なんですが、霊廟を拝見できなかったのが残念。
市内でもかなり大きなお寺です(あ、「東別院」は別です)。
本堂内の静謐とした空気に触れるだけで、何となしのリフレッシュ。
徳川ゆかりのものが近くにある、というのは有難い話です。