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高円寺といったらジロキチ……行ったことないけど……20年くらい前に芝居を観に降りたっきりの駅……阿波踊り……というわけで、「高円寺氷川神社」へ。
◯こちら===>>>

社標と鳥居。
なかなか謎な土地の切り取られ方をしていました。

「高円寺氷川神社
この神社は、旧高円寺村小名原の鎮守で、祭神は素戔嗚命です。
創建について口碑によれば、天文年間(一五三一〜一五四四)、村内曹洞宗高円寺の創建と同じ頃といわれます。また社伝によれば源頼朝が奥州征伐の際、この地に着き、安達藤九郎盛長に命じて社殿を建立させたとも、家臣の村田兵部某が高円寺村にとどまり農民となった時、大宮の氷川神社を勧請して社殿を建立したのが起源ともいわれています。しかし、詳細なことは詳かではありません。
当社は『新編武蔵風土記稿』多摩郡高円寺村氷川社の条に「除地四段三畝十歩、外ニ供免一段五畝、小名原ニアリ、是モ鎮守ナリ、本社三尺四方南向、上屋二間ニ三間、木ノ鳥居ヲタツ、村内高円寺ノ持」と記されており江戸時代には、原の鎮守様として農民の信仰を集め、高円寺が別棟職を務めていたといわれます。明治七年、村社となりました。
境内には、三社の末社が祀られていますがなかでも気象神社(祭神・八心思比顕命)は、全国でも数が少なく、非常に珍しい神社です。この社は、戦時中、旧馬橋四丁目にあった陸軍気象部内に祀られたものですが、戦後、関係者の要請で当神社の境内に遷されました。
(以下略)」


狛犬さん。


お稲荷さん。

力石、でしょうか。


「気象神社」。
昭和19年に造営されたそうで。
気象で「八意思兼命」が御祭神なのは、予知したかったんでしょうね。
あるいは、神風でも呼びたかったか。


狛犬さん。

案内碑。

遠景。
神明造……っぽいです。

向かって右手より拝殿。

おっと、横に回り込めました。
本殿も神明造か……拝殿との距離が近いですね。

花手水。


御朱印。

おっと、忘れていた、「気象神社」の遠景です。
さて、もクソもない、案内板に『新編武蔵風土記稿』が引用されていたので、それで。
牽強付会なところはありますが、武蔵国は「氷川神社」が多い地域ですので、なんなら村落単位で勧請されていても不思議ではないですね。