(通常バージョンです)
10/29。
最近は所用にて、土曜日くらいしか出かけられなくなってきたので、どうしようかな、と。
今年はそういえば、岡崎に行ってなんとなく「徳川家康」づいていたので、行っておきますか「鳳来山東照宮」。
○こちら===>>>
むか〜しむかし、何かの行事でこのあたりに宿をとったことがあるのですが(小学校の頃です)、そのときの記憶はそれだけしかありません。
新東名を走ったのは初めてだったかな……おナビ様の案内で、山頂の駐車場へ。
麓から歩いて登る、という選択肢もあるようですよ(私にはありませんけど)。
舗装された山道をずんずん歩きます。
落石注意です。
緑のトンネル……あれ、紅葉は?
と思っていたらありました。
眺望。
眺望その2。
岩肌にお堂が見えます……でしょうか。
……何を撮りたかったんだろう……。
歩きます。
暗くなりました。
この辺り、昔は「鳳来寺」の僧房があったようなのですが、これは違うよな……なんでしょう。
「東照宮
徳川三代将軍家光が、日光の東照宮に参拝されたときその縁起に「松平広忠がりっぱな世つぎを得たいと思い奥方とともに鳳来寺にこもり祈願して生まれた子供が家康であった」と書いてあったことをお読みになってここに東照宮を建てようと決心されたのでありました。出来上ったのは四代将軍家綱の代慶安4年(1657)で江戸時代初期の建築法を残す貴重なものとし国の重要文化財になっている。」
当たり前ですが、「鳳来寺」のほうが古いです。
歩きます(案内によると、10分ほどだということです)。
ハイキング目的のかたも結構いらっしゃいました。
「東照宮 国重要文化財
松平広忠の夫人伝通院於大の方が鳳来寺薬師如来に祈願して、家康が生まれたと伝えられ、その因縁により3代将軍家光が造営したもので、日本の三東照宮の一つとなっています。」
「三東照宮」……一つは日光でしょう。
もう一つは久能山でしょうね。
そうなっているんだ、と書いてあるので、そうなのでしょう。
つきました。
といっても、ここからは石段がありますけれども。
「「番所址」
ここは東照宮の番所があった所です。
東照宮を直接参拝するには通行手形が必要でした。通行手形を持っている人だけが、番所で紙の緒の草履に履き替えて、石段を上って参拝しました。
参拝に訪れた人々のほとんどは、東照宮の社を想像しながら、ここからお参りしました。」
何しろ時の権力者、「東照大権現」が御祭神ですから、目がつぶれると言われても致し方ないでしょう(そんなことは書いてないですが)。
今では、かなり近くでお参りできます。
有難いことです。
石段の向かいには幟がずらりと(ああもう、太陽が若い)。
さて、石段です。
結構なものですね。
参拝の方が多かったので、写真の順番が混乱していますが、
いきなり拝殿です。
拝殿向かって左手の奥。
ほぼ同じ写真。
拝殿手前にある灯篭です。
葵の紋ですね、当然。
これが何葵なのかは、私にはわかりませんが。
拝殿の垂木。
もちろん、その先に、一つ一つ葵の紋。
すごいな家光。
だいぶ薄れてしまっているところもありますね。
拝殿手前の灯篭(向かって右側)。
うん、眩しい。
拝殿右手から本殿手前まで、回ってみます。
灯篭。
金属の灯篭(銅かな)。
拝殿の側面です。
拝殿の向拝部分。
植物の彫刻は、完全に飾りでしょうか。
奥の花は白いけれど、褪せているのか、いやいや元から白いのか……何の花でしょう、牡丹かな。
また銅の灯篭。
さっきと同じものかもしれません。
慶安四年と彫られているので、創建当時のものなのでしょうか。
だとすると、綺麗なままに残っているものですね。
石灯籠。
拝殿の後ろに幣殿がくっついています。
石灯籠(いつから灯篭マニアになったんだ……)。
石灯籠。
本殿の瑞牆の手前にあります。
葵の紋が朱に塗られていたので、気になって。
本殿。
近づけるのはここまでです。
樹齢300年を超える杉。
狛犬さん。
その後ろに置かれているのは、出征していく兵士がそのお守りとして削り取っていったため、すっかり丸くなってしまったもの、だそうです。
一番奥のまん丸のものが初代、手前のちょっと形が残っているのが二代目、今のが三代目。
「寅童子」という、戦前から作られている起き上がり小法師、だそうです。
ゆるキャラを作るならこれに……げふげふ……。
手水舎と灯篭。
拝殿の遠景を撮ろうと思いましたが、光の具合がね……。
鳥居と授与所。
石段をちょっと下ってみました。
もっと下ってみました。
さらに下ってみました……大木ですね。
ここから奥に進むと「鳳来寺」があります。
もう一度振り返ってみました。
石垣も当時のものなんでしょうか。
あの鳥居をくぐれば、
次は「鳳来寺」。
振り返って鳥居と石垣。
もうちょっと引いてみました。
御朱印。
というわけで、ほとんど石灯籠の写真ばかりでしたが、次回は「鳳来寺」〜。