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「寂光院」の参拝を終えまして、友人宅へ。
途中、友人から人間愛の籠ったものをいただいたことを思い出して、そのお返しをせねばとあるところに。
「芳光」さんです。
わらび餅で有名です。
いそいそとわらび餅をいくつか購入し、コインパーキングに戻る途中で発見。
「須佐之男社」。
須佐之男社は、江戸時代の昔から新出来町二丁目三十三番地に鎮座ましまして代々の町民により崇敬の誠を捧げてきた神社であります。然るに、昭和五十九年三月から行われました名古屋市による新出来土地区画整理事業を機として、神社境内地の移転拡大をはかるため、西之切奉賛会を主とした御遷宮実行委員会を組織し、競技を重ねてきましたところ、幸いに、名古屋市の御配慮により現在地が確保できることになり、加えて当町内御在住の八神みよ様の御厚志による土地の御寄進をいただくことになりましたので、東区新出来一丁目九〇三番の現在地に御遷宮いただくことになりました。
昭和六十年十月二十二日地鎮祭を執り行い、ここに神殿の移築、拝殿、社務所及び名古屋市指定有形文化財「鹿子神車」の格納庫が完成いたしましたので、永遠に町内をお護りいただくよう念願して御座を御遷宮し奉る次第であります。
昭和六十一年二月十六日
ということのようです。
名古屋市内だけではないのかもしれませんが、何しろ「津島神社」のお膝元なので、「天王社」「須佐之男社」「素戔嗚社」が多いです。
○こちら===>>>
「那古野神社」 - べにーのGinger Booker Club
↑「那古野神社」も、もともとは「天王社」でした。
天王祭、といえばこの「那古野神社」の祭礼
○こちら===>>>
を言うもののようですが、
○こちら===>>>
↑で紹介されています通り、東区にも天王祭があるようです。
しかも、今年(2016年)のお祭りは今週末です。
ちょっと見てみたい……。
のことも紹介されています。
○こちら===>>>
「鹿子神車」は「かしかじんしゃ」と読むそうです。
祭りにはあまり興味がないんですよね私……(古い、といっても江戸時代ということが多いので……それはそれで、実際には興味深いのですが)。
「須佐之男社」、東区だけでもいくつもあるようなので、こりゃちょっと巡ってみないといけないんじゃないか、と思い始めています。
お祭りの日は避けますが。
にしても、祇園といい津島といい、「牛頭天王」系の祭りには、山車やら船やらが欠かせないようです。
これも、すでに研究しておられる方がいらっしゃると思いますので、いずれそんな本も読んでみたいな……と。
天王祭は、この時期(初夏)に行われるのが多いですが、一つは怨霊(疫病)さんたちが活発に動きだすシーズンだからですね。
もう一つは、旱魃渇水と関係があるのでしょうか。
乗り物を使うのも、除疫の神でもあり自らが怨霊神でもある「牛頭天王」と一緒にどこかへ流したり、直接触れないようにしたり、といった理由かもしれないです。
いずれ、もうちょっと考えてみることを胸に誓いつつ、「芳光」のわらび餅を持って、友人宅へいそいそと伺ったのでした。
そこのぬこさんたちがまぁ人見知りで……(寂)。