10/30〜31。
遅い夏休みを一日消化しろ、と職場から言われたもので、奈良から宇治をめぐってきました。
昨年の今頃は、奈良〜大阪ライン(奈良は、奈良駅近辺)で電車移動でしたので、今回は車で行こうかと。
初日は、早朝に名古屋を出発し、寒さにやや震えながら奈良へ。
「橿原神宮」を参拝。
ちょうど御本殿の特別参拝時期でしたので、有り難く。
近くの「久米寺」にも詣でました。
そこから移動して、念願の「大神神社」へ。
もっとじっくりうだうだとしていたかったのですが、日が落ちる前に天理へ行く予定だったので、泣く泣く……。
そこから北上して「穴師大兵主神社」へ。
満足満足……で、時間配分を間違えて、もっとゆっくりすればよかったのに、慌てて北上してしまったもので、
「箸墓」とか「崇神天皇陵」とか「黒塚古墳」とかをスルー……。
下の写真は、「崇神天皇陵」近くのコンビニから撮影した、「崇神天皇陵」。
行けばよかった……特に「崇神天皇陵」は、実在したと考えられる初代天皇でしたので是非お参りしておきたかったのですが、山の辺の道をけっこう歩いて(飯も食わず)へろへろだったもので。
で、間に合うか間に合わないかと思っていた「石上神宮」参拝に余裕で間に合う、という……あと1時間くらいは寄り道できたのに……「大和神社」も「夜都伎神社」もスルー……ああ……。
天理市内に宿を取り、かなりぐったりしていたわりにはなかなか寝付けず、朝寝坊(7時には起きましたが)。
一路宇治の「平等院」を目指しました。
写真は、早い時間(9時代)でまだまだ陽光が若いですね。
最近ではテレビ『ぶっちゃけ寺』でも大々的に取り上げられ、平成の大修繕も終わり往時に近い姿を取り戻したということで、完全な観光地と化しておりました。
内部拝観は時間制で、某ディ○ニー○ンドのように希望の時間を指定してチケットを購入することも可能。
午前8時30分くらいに宇治についた私は、初回に拝観させていただきました。
辺りをまわり、鳳翔館ミュージアムを見て外に出ると、拝観券を求めた長蛇の列が(1時間待ちもざらだとか)。
思い切った甲斐がありました。
それから、JRで一度京都駅に出てお土産を求め、再び宇治に戻りました。
かれこれ5回目くらいでしょうか……いつ来ても癒されます。
そこから徒歩で「菟道稚郎子陵」を参り、「宇治神社」「宇治上神社」「宇治縣神社」をめぐって終了。
宇治ではウォークラリーを開催していて(『源氏物語』の「宇治十帖」にちなんだ場所をめぐる、というものだったようです)、人の波が途切れることはなく。
車で出かけたので、iPhoneの予備バッテリーを持っておらず、「宇治上神社」辺りはもうバッテリー切れる寸前でひやひやでした。
実は、休み前日にプチギックリ腰をやらかし(といっても、立ったまま靴を履いただけなんですが……私のギックリ腰ポイントは、「立ったまま、お風呂の蛇口をひねろうと身をかがめる」だったので、その体制にだけはなるまいと気をつけているのですが、油断しました……)、帰りの名神高速では足も腰もぱんぱんで、わりとくたびれきっていました。
もうちょっと早く宇治を出れたら、近江のどこかに寄ろうかなとも思ったのですが……無理はしないことに。
昨日は、家でずっと寝転がっていました。
また詳しい記事はいずれ。
今回感じたのは、「奈良、近いな」でした。
京都もそれほど遠くはないです(高速道路を使わなくても、4〜5時間あれば帰ってこられます)。
古来、尾張地方と大和、飛鳥、山城とのつながりが密接だった、というのも頷ける話です。
珍しく、下調べをして出かけたのですが、足りなかったようで……今度は飛鳥も行きたいなぁ。