10/6。
「物部神社」へ行った流れで、行ってみました。
「晴明神社」。
集合住宅のお隣に鎮座ましますお社です。
ちょっとしたどんぐり広場くらいの広さです(どんぐり広場は、名古屋にしかないのかな……)。
「これでもくらえ!」的に晴明桔梗が飾られております。
こじんまりとした御本殿。
地域の小さなお社、という感じです。
いろいろと、新しいような気がしますね。
「晴明神社の起源
寛和2年(987年)晴明尾張国狩津荘上野邑に来住。長養寺乾街道北一丁余松樹五、六株あり。里人伝えていう、「往古安倍晴明住居跡なり」と、晴明此処に在りし時当邑蝮蛇多きを見て加持して是を封ず、是より一村蝮蛇を見ず、然るにその後蝮蛇を見る事あり、寺に請い彼の跡に標木を立つ安永戌年七月(1778年 今から220年前)晴明の神霊を勧請し密噴を修し、法楽をなし再び蝮蛇を見ずという云々。
之が当地晴明神社の起りであるが、現代に至るまでこの神社の霊験について数々の逸話が語り伝えられている」
どうやら、あの「安倍晴明」が住んでいたことがあるらしい場所に、かつてマムシ払いをした晴明の霊験にあやかって神社を建てた、ということのようです。
近年、『陰陽師』(夢枕獏大先生)の流行から「安倍晴明」ブームが巻き起こりましたが、実は昔から、「安倍晴明」は人気者なんですよねぇ。
実在したらしい、ということもそうですが、数々の秘術を用いた様が記録されています。
中でも「道摩法師」(芦屋道満)との法術合戦は、西洋でいうところの「魔法比べ」のようなもので、舞台映えする題材です。
で、本当に名古屋にいたことがあるんでしょうかねぇ……。
◯こちら===>>>名古屋市:千種区の町名の由来(千種区)
上のページは、名古屋市千種区の町名の由来が簡単に書かれています。
「晴明神社」のある辺りは「清明山(せいめいやま)」という地名です。
「安倍晴明」が住んでいたから、「清明山」になったらしいのですが……。
◯こちら===>>>http://www.freedom.ne.jp/inukai/seimei/n_seimei.html
「晴明神社」について簡潔に説明されているサイトを発見しました。
私見ですが、多分「せいめいやま」という地名が先にあったのではないか、と。
そこから、誰かが「安倍晴明」をくっつけたんではないか、と。
表記が違う(晴明/清明)のは、昔は割と漢字表記がいい加減だったのでどっちでもいいと思うのですが。
「尾張国風土記」でも全文残っていれば、往時のことがわかったでしょうに……。
社務所はありませんが、土日は午後から、管理されている方がいらっしゃるようです。
そういえば、先日京都に出かけた際には、本家「晴明神社」に詣るつもりもあったのですが、「都七福神巡り」に変更したんですよねぇ……。
今度はいかねば。
さてさて、この「晴明神社」、「高牟神社」(高牟神社 - べにーのGinger Booker Club)、「城山八幡宮」(城山八幡宮(しろやまはちまんぐう) - べにーのGinger Booker Club)とともに、「恋の三社めぐり」の一社とされております。
◯こちら===>>>恋の三社めぐり|名古屋 縁結び・恋愛パワースポット|名古屋観光名所スポット
まぁ、「縁結び」も「パワースポット」もくそくらえなんですけれども。
というわけで、あっさりめに終了〜。
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