10/24。
さらに歩いてみよう、ということで検索の結果発見したのが「登渡神社」。
◯こちら===>>>
「とわたりじんじゃ」とお読みするようです。
でも、地名としては登戸……「のぼりと」とも読めてしまう。
複雑(?)。
鳥居。
狭いわりに通行量の多い道路に面して、難儀な立地な感じがします。
参道。
長い(良い)。
ストーンサークル……ではなく水準点でした。
階段を登ります。
……妖怪ハウス?
宮崎アニメに使われそうなデザイン。
拝殿。
立派だ。
狛犬さん。
ムキっと出した歯茎、小さめの顔、鬣の造形が立体的でない、突っ張った前足、いいです。
石灯籠。
台座部分に七尾の亀。
拝殿別角度。
本殿も、ちょっと近くで見られて幸せ。
海老虹梁から木鼻への窮屈なラインがまたよし……そして彫刻が素晴らしい。
庚申塔……だけではなさそうです、子供を抱いているのは「鬼子母神」かな……「青面金剛」の顔はどうしちゃったのか……。
うっすら、もともとの山号寺号が。
大師堂がありました……っけ?
すっかり記憶にない。
手前の祠は、観音様っぽい……。
ご神木。
鐘。
神楽殿。
びしっとしまっていました。
境内摂社。
読めなかったりしますが、奥から「八坂」「天神」「?」「古峯」「狭長田」「痘」……。
祠。
何がお祀りされているのか、はっきりとはわかりません。
御嶽講とかかな……。
拝殿遠景。
参道からは想像できない、広々とした境内です。
お稲荷さん。
「船中安全」。
船霊……は船の外に祀ったりしないように思いますが、引退した船から遷されたのかな……。
「水神社」。
御朱印。
随分水に関係する社があるんだなぁ……と、そういえば御祭神も確認していなかった。
神社でいただいた由緒書きによれば、御祭神は「天之御中主神」「高皇産霊神」「神皇産霊神」「天日鷲神」。
「当神社は正保元年(一六四四)九月五日、千葉家の遺族、登戸権介平定胤が祖先を供養するため千葉妙見寺(現在の千葉神社)の末寺(白蛇山真光院、通称登戸妙見寺)として妙見大菩薩を奉斎し、僧定弁に守護させたのがそのはじめであると伝えられております。その後、十四世興胤の時、慶応三年(一八六七)十二月二十六日、御社号を登渡神社と改め御祭神を天之御中主神以下の造化三神に定め、明治四十一年(一九〇八)十二月十八日、登戸字鷲塚(千葉市新千葉三丁目)鎮座、鷲神社(御祭神、天日鷲神)を合祀し、四柱の神様をお祭りすることになりました。(略)」
元々は「妙見さん」だったので、神仏分離で「天之御中主神」になった、と。
「妙見菩薩」は、何度か引用していますが、北極星と同一視されまして、それが天の中心にいらっしゃるということで、「天之御中主神」とも同一視されていく、ということになったようです。
彫刻が見事だと思ったら、やはり諏訪の立川流。
うむ、味わい深い神社でした……(いろいろと調べたいこともあるのですが……関東地方に多い妙見信仰と将門伝説と日蓮宗とか……時間が……)。