べにーのGinger Booker Club

神社仏閣ラブ(弛め)

「品川神社」(再)(東京都品川区)

(いかん、二月がほとんど更新できなかった……PCの調子が悪いのか、写真がまとめてアップロードできなくてちょっとうんざりしておりまして……)。

 

4/23。

川崎で行われる宴に参加するため上京。

品川近辺に宿を取ったので、お久しぶりねの品川神社へ。

 

◯こちら===>>>

「品川神社」 - べにーのGinger Booker Club

 

↑以前の記事です。

 

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社標。

 

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鳥居。

 

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狛犬さん……あ、最近は狛犬さんメインで動いておりますので。

 

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鳥居に絡みつく龍も美しく。

 

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鳥居の基部の狛犬さんも躍動的。

 

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さて、登るか……登るのかぁ……。

 

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登るといらっしゃる狛犬さん。

 

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手水場の河童、習わぬ禅を編む。

梵我一如(なかなかよい写真だ)。

 

 

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社殿前の狛犬さん。

狛犬さんまでも躍動感、素晴らしい造形。

 

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こちらは、「阿那稲荷社」から本殿方向を見てみました。

 

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あ、「阿那」は「穴」なんですね多分(今頃)。

 

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「阿那稲荷社」のおキツネ様

 

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社殿遠景。

 

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ええと……「御嶽神社」の狛犬さんだったと……。

 

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ツツジ

 

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おっと、前回訪れた時は、金網に守られていた陶製の狛犬さん。

 

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「冨士浅間神社」。

 

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狛犬界隈では超有名な狛犬さん。

新しいものなのですが、台座の彫り物まで含めて、非常に洗練されております……誰が奉納したのか、というのは是非ご自身でご確認ください。

 

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結構登ってますでしょ?

 

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そして、冨士塚の「役行者」と「前鬼」「後鬼」……いやすみません、『宇宙皇子』世代なもので。

 

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御朱印

 

さて。

 

◯こちら===>>>

大日本地誌大系. 第1 第3冊 新編武蔵国風土記稿參 - 国立国会図書館デジタルコレクション

 

すっとこどっこいな私は、いろいろな文献で「品川神社」を探したのですが、あるわけないんですよね……というわけで、『新編武蔵風土記稿』をごそごそ探っておりまして、それっぽいのを発見(違っていたら、ごめんなさい)。

42コマです(引用にあたって旧字をあらためた箇所あり/判読不能文字は■に置き替える)。

 

「稲荷社 (略)東海寺の北に隣れり、祇園貴布祢を相殿とし又東照宮を祀奉り、四坐を総て品川大明神と稱す。神体は各箱中に深秘す、稲荷は文治三年勧請、後当国の守護職二階堂出羽入道道薀倉稲魂の像を納め、本社等総て再建し社地を吉瑞岡と名づく、永享四年正清入道幸純新に造営す、幸純は道薀が子孫なるべし、事は南品川海晏寺に詳かなり、文明十年六月太田道灌祇園を勧請して相殿とす、貴布祢は勧請の年代詳ならず、天正十九年南品川貴布祢及当社領合て五石一紙に御朱印を賜ふ、(略)、慶長五年濃州関ヶ原役の時御祈願あり、御凱旋の後仮面及神輿法被等を寄附せらる、同十九年台徳院殿大坂御出馬の時、御吉例を以て神前に於て御祈祷太々神楽等を行しめらる、大猷院殿此辺御遊の時度々立寄せ給ひ、社伝など御尋あり、厳有院殿御誕生及御疱瘡の時神前にて御祈祷あり、寛永十四年東海寺御建立の時社地の内南の方御用地となり、替として千八十三坪餘を賜ふ、今門前町屋の所是なり、其頃当社は東海寺境内の鬼門に当るを以て、同寺の鎮守と定られ、本社以下神主居宅迄造らしめられしより永例となる、元禄七年祝融に罹りし時戸田能登守忠直造営の事奉る、此時神輿及神楽装束御祈祷檀等御再興あり、例祭稲荷は二月初午の日神楽あり、四月十七日御祭事には太々神楽を執行、祇園祭六月七日神輿を出し、東海清徳両寺門前を渡て東海寺境内に入、又当所門前地及北馬場町より北品川宿等歩行新宿等総て氏子町々を渡して、北品川宿仮屋に至り、同十九日迄留て帰坐す、貴布祢祭九月九日なり、前日神輿を南品川枝郷三ツ木の貴布祢社に遷し、翌日神楽ありて後本社に帰坐す、(略)」

 

前回の記事で紹介している社伝と通じているので、大丈夫だと思うのですが……「天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)」とか「源頼朝」とか、どこ行っちゃったんでしょう……あれかな、後世の研究で明らかになった、ということなのか(徳川家が、源家の棟梁である「源頼朝」関係の社伝を省略するとは考えづらいのです……が、敢えて深秘にしていた可能性はあります……でも末社にも「洲崎」の名前は出てこず……ううむ)。

徳川の歴代将軍も加護を賜ったようです。

「東海寺」って近くにあったかな……よく探していません……あった気がする……。

続きには、宝物、社殿の寸法等と末社が書いてありました。

 

「宝物仮面一枚 国常立尊面と号す、六月祇園祭礼の時神輿の上に掛く、総て赤黒色竪一尺一寸横七寸六分(略) 仮面一枚 翁之面なり、四月十七日御神事及六月六日夜神楽の時用ゆ竪五寸九分横五寸一分普通の面なれど彫刻のさま甚古色なり (略) 末社神明社(略) 八幡春日合殿 埴安命句々廼馳命合殿 軻遇突知命金山彦命合殿 罔象女命別雷神合殿 白山淡島合殿 大鳥天満宮合殿 龍谷稲荷大和稲荷合殿 命婦神八千代田神合殿(此社に太田道灌の霊を祀静勝軒と号す 元は別社に鎮座せしが破壊の後爰に移置) 蘇民将来疱瘡神合殿 以上十社同所にあり(略) 浅間社(本町の後にあり、小社下同) 山神社(一間四方 保食神及秋葉を相殿とす) 稲荷社四(一は穴稲荷保食神と号す、社は方九尺其餘小社なり、一は表門の内 三社の後にあり、) 不動社(略)」
 (※()は、ブログ筆者が加えた部分があります)」


……多い

一応、「浅間社」はありますが、冨士塚のことは書かれておらず……時期がずれているのか……「穴稲荷」は書かれた当時からあったようです(ちょっとほっとした)。

徳川家康」の奉納したと思われる仮面は「国常立尊」か……まあそう呼んでいるだけなので、実際のところは……。

結構な高台にあり(今は海は臨めませんが)、当時の海岸線を考えると、航海の目印になっても不思議ではないかな、と思うので……「天比理乃咩命」は急に出てきたんじゃないんだろうなぁ……どうして「住吉三神」とかじゃなかったのか……掘ればいろいろ出てきそうな気がします(掘りませんけれど)。

というわけで、品川近辺ぐるっとの小旅です〜。

 

 (何枚か写真がアップロードできていなかった……ううむ……)