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雨のそぼ降る中、所用で上京しまして、原宿を通過したもので、こりゃちょっくら歩いてみようか、と「東郷神社」まで。
◯こちら===>>>
社標。
鳥居をくぐって、参道。
「第一駆逐隊」の碑。
灯篭。
東郷記念館と、池。
桜にゃ速い、春の冷雨でしたね。
と思ったら、ちょっと咲いてました。
うん、晴れていればもっと美しかったでしょうに。
階段を上って、社殿まで。
案内板。
ちょっと遠かった……。
門。
手水舎。
新しい……のですが、世の中の緑青ふいてる銅板屋根の多くは、このように赤銅色で、陽光にまばゆく輝いていたはずなのです。
それが、緑青に彩られて、不思議と常若の空間と同化していくという……誰が発見したんだろうなぁ、年月を経るにつれて緑になっていく、という現象と、神社の常緑性を結びつけるという思想を。
拝殿。
狛犬さん。
若い、意匠も若い、そしてむきむき。
これは、どっちだったかな……本殿を撮影したんだと思います。
「海の宮」。
祖霊社、ということです。
拝殿遠景。
社紋(?)。
これは、海軍関係の紋章ですか?
すみません、そっちは全く詳しくないもので……。
「東郷神社」ですから、海軍関係の碑も多く。
こちらは「海軍特年兵の碑」。
こちらは、「潜水艦殉国碑」。
狛犬さん。
独特……幾何学的というやつでしょうか。
御朱印。
はい、というわけで……ええと、本当に参拝した記録です。
人を神に奉る、という行為は、現代でも行われているところですが、汎国民的に神格化される、というのはこのあたりの時代の方まで、だと思います(「乃木神社」とか)。
「松下幸之助」を祀った神社もありますが、規模が違います。
果たして、こうして祀られている人たちは、神と崇めてほしいと思っていたのか、ということと、お祀りしたい、と思う凡俗の心は常に一致しないものなのですよね……むしろ、そういう人こそ、祀られるのです。
この時代であれば、もう怨霊はあまり機能しなくなっているでしょうから……とはいえ、ある種の畏れを抱いて、というのは間違いないので、本質的には同じなのかもしれません。
そして、近現代史及び軍事史、軍事関連の知識がからきしない私にとって、ほぼ狛犬さんを愛でに行っただけ、という……勉強します。