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よんどころないこともない事情で「豊国神社」に行きまして、
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近況(紅葉) - べにーのGinger Booker Club
それから、気になっていた神社ということで、「素盞男神社」へ。
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↑中村区の史跡散策路のページです。
場所としては、「中村日赤」でお馴染みの病院のごく近くです。
昔、中村区に住んでいた人間としては、こんなところにこんな神社が……という感じです(何しろ、「豊国神社」で催される「太閤祭」というのが、また結構な規模のお祭りで、他の神社にはあまり目も向きませんでした……)。
正面鳥居。
「酉の市」で有名、らしいです。
「わくぐり」や「赤丸」の神事もあるようで。
「素盞男」という表記がちょっと珍しいですね。
「素盞嗚尊」か「須佐之男命」か、大抵どちらかなんですが。
鳥居から境内を覗いてみます。
陽が若く、影が濃いですね。
「素盞男神社
素盞男尊を祭神として安永三年(一七七四年)に創建され、昭和八年当地に遷座された。
商売繁昌、家内安全を祈願する十一月の祭事(酉の市、おとりさま)は、開運の熊手、福招きの箕(み)、宝船などを求める参拝客で深夜から賑わう。また、七月二十・二十一日の例祭では、茅の輪(輪くぐり)が行われる。」
ふむ、比較的新しい創建でしたか。
拝殿正面。
拝殿左斜め前。
狛犬さん。
たら狛犬さん。
拝殿向かって左手の摂社。
「秋葉社」「天神社」「稲荷社」が合殿になっています。
牛さん。
拝殿を横から。
本殿屋根。
拝殿向かって左手の「大鳥神社」。
拝殿左手から参道を。
鳥居のところで折れ曲がっています。
社務所か参集殿か……かなり賑わう神社のようです(社殿に比べても大きいので)。
神楽殿。
木瓜紋と巴紋。
再び、正面から拝殿。
もっと拝殿。
わりと狭隘な境内ながら、なんとはなしに人を惹きつける魅力のある神社です。
ワンダーランド……というにはワンダーが足りませんでしたけれど、コンパクトさが街に愛される、ということもあるのかもしれません(奥の参集殿か、神職さんのお住まいでしょうか、そのあたりも含めれば、決して狭くない敷地です)。
さて、基本的な文献をざっくりと漁ってみたのですが、どうも歴史に直結するものが見つからず。
おそらく『中村区史』的なものを見ないといけないのでしょうけれども、国会図書館デジタルコレクションでは追跡できず……。
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大門の歴史と共に在る 素盞男神社。~OMON Fes 2015 スサノオ神社例大祭~|愛知県名古屋市の着物屋 きもの美濃幸 3代目若だんなの徒然日記
↑のブログに興味深い記述を見つけましたので、興味のあるかたは。
『中村区史』か……図書館で文献漁りますかな……。
「素盞男神社」のほど近くに、趣のある建物を発見。
今は介護保険デイサービスのようなのですが、かつては料亭、さらに前には遊郭だった、らしいです。
むむむ、そうか名古屋の遊郭の歴史も調べてみたいところです。
宿題ばっかり……。
御朱印はいただけるのですが、この日は神職さんが不在だったか何かでいただけず。
そんな日もあるさ……。