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九州の地震はなかなかおさまらないようです。
我々の前には、常に「未曾有の大災害」しかないのだ、ということですね。
日本で生きる、とはそういうことなのでしょう。
ある女性タレントさんが、「火の国の神様」に対して怒りをおさめてほしい、とブログに書いたら大炎上したそうです。
地震が神罰なら、「九州の人間が悪かったのか?!」ということのようです。
人智の及ばないものに意味づけをするのは人間です。
もし神が怒ったとして、それを人間の悪行と結びつけるのもまた人間です。
火の国の神様が怒っている、と誰かが思ったのだとしたら、その誰かの心に何らかの罪の意識があるのでしょう。
人間が悪かったから神罰がくだったのか、と誰かが疑問に思ったのだとしたら、神罰を信じていらっしゃるのでしょう。
私は、人智の及ばないものは、それほど矮小ではないと思います。
人智が及ばないので、やはり人智の及ばないものに何かを祈る、神頼みをするだけです。
人にできること、人がするべきこと、いつかできるかもしれないことを、人の範疇で行います。
その外にあるもの、それが何なのかはわかりませんが、今は人の手の及ばないもののことは、お任せしたい。
この考え方も、矮小ではありますが、ときに神頼みをしたくなることもありますから。
具体的に何を祈っているのか、自分でもよくわかりません。
「阿蘇神社」は名古屋にはありませんでしたが(私が知らないだけ)、熊本に所縁のあるところがあったことを思い出し、中村区へ行ってまいりました。
「豊国神社」と、そのお隣の「妙行寺」。
○こちら===>>>
豊国神社(とよくにじんじゃ) - べにーのGinger Booker Club
「正悦山妙行寺」「太閤山常泉寺」 - べにーのGinger Booker Club
半端なく天気がいいのがまた、何と申し上げていいのやら……。
清正公の兜……でしたか?
「豊国神社」で御朱印帳を購入。
御朱印帳には、このような墨書が。
また、書き置きのものものですが、「豊国大明神」の御朱印と、
「清正公」の御朱印もありました。
こちらの「清正公」の御朱印の奉納料は、熊本城内「加藤神社」を通じて被災地に届けられる、とのこと。
利なくして動けない矮小な人間ですが、何かになれば。