10/31。
途中まで書いた記事が、ブラウザが落ちて消えました……最近Safariの挙動があやしいなぁ……。
あいにくの曇り空の中、「東大寺」の駐車場に流れ込んでいく車を横目に、奈良のメインイベントはそう、「春日大社」です。
○こちら===>>>
参道入り口を発見。
天気がよければ、という景色です。
森の奥にだいぶ誘われましたが、ようやく神社っぽい空間に。
「萬葉植物園」なるものがあるんですね……行きたいところではありますが、ぐっとこらえて。
ご覧の通り、とにかく石灯籠が多いです。
形も大きさも違いますので、研究するといろいろと面白いことがわかるのかもしれません。
境内案内図。
左上のあたりから入り、斜めの道を通って、「現在地」というところまできました。
ええと……「一の鳥居」を鮮やかにスルーする自分の迂闊さよ……(嘆)。
こちら「壺神神社」。
壺の神……土器の神、といった意味なのでしょうか?
案内板がないから詳細がわかりません。
「一の鳥居」と「二の鳥居」を結ぶ参道にあるのだから、なんらかの意味があるのかないのか……。
この向かいには、「鹿苑」がありますから、鹿と関係があるのかも。
くしゃっと。
以下しばらく、苔と古木と石灯籠の織りなす神さびた景色を。
……ちょくちょく、鹿に遭遇します。
「春日大社」は藤原氏の氏神、「鹿島神宮」とともに鹿が神使とされています。
ただ君ら、
諏訪に行くと、えらい目にあっていたけれどね。
詳しくは、「諏訪大社 御頭祭」で検索してください。
やっと、二の鳥居が見えてきました。
「第六十次式年造替」。
まぁなんか、本当にだめなタイミングで神社仏閣を巡っていますね……。
コマさん……じゃない狛犬さん。
新しそうな造形ですね、なんとなく。
たくましく、装飾も多く、可愛い。
……しがみついたり、からみついたり。
ひょっとして、十二支分あったのかな……。
まずは「祓戸神社」。
御例祭 六月三十日(夏越大祓式当日)
御由緒 神護景雲四年(770年)御鎮座と伝えられる古社 年々の大祓式、春日祭における勅使の祓などは全て当社前で執行される。
御神徳 祓の神に坐す自らが犯した罪はもとより知らず知らずに犯した罪をも心から悔い改めて祈る時罪穢をお祓いくださる神である。
ご参詣の方は手水後、まずこの御社に参拝し身心を清浄にして本社へ進まれたい。」
よく考えると、手水舎で手を清めるのですが、それに飽き足らず「祓戸神社」でさらに穢れを祓ってこいよ、と言っているわけですね。
「穢れ」の思想がことさら流行るのは、平安時代頃のはずですが(それだけ恐ろしい時代だったんですが)、潔癖・抗菌もいきすぎると免疫能力を低下させる、という最近のお話とも妙にシンクロするような気がします。
一方、そのおかげで、日本は世界にも類を見ない清潔な国であったりします。
どっちも遺産ではありますね。
若干上っております。
傾斜角度は若干ですが、距離があるので結構な……登りで……。
外国の観光客のみなさんが多かったように思います。
さすが世界遺産、でしょうか。
その表参道を突き当たり、左に直角に曲がりまして、南門にたどり着きました。
といったところで、続きます〜。