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「鷲神社」の参拝を終えて、地図アプリを見ていると、近くに「入谷」があるらしい、と。
「これは!」ということで行ってみました、「入谷鬼子母神」。
◯こちら===>>>
入谷鬼子母神真源寺|台東区下谷にある法華宗本門流寺院、下谷七福神の福禄寿
↑そう、「恐れ入谷の鬼子母神」です!
……なんか、思っていたのと違う……。
さて、東京にはいくつの「七福神巡り」があるのでしょう?
↑こちらでは、18コースが掲載されています(※通常、「七福神巡り」は、新年の松の内の頃までに行うと御利益があると考えられているので、それ以外の期間には御朱印等をいただけない場合があります)。
ちなみに、愛知県は7コース掲載。
「入谷鬼子母神
入谷鬼子母神は、日蓮上人の尊像とともにここ眞源寺に祀られている。眞源寺は、万治二年(1659)日融上人により創建された。
鬼子母神は、鬼神般闍迦(はんしか)の妻で、インド仏教上の女神のひとりである。性質凶暴で、子どもを奪い取っては食べてしまう悪神であった。釈迦は鬼子母神の末子を隠し、子を失う悲しみを実感させ、改心させたという。以後、「小児の神」として児女を守る善神となり、安産・子育の守護神として信仰されるようになった。
入谷鬼子母神では、子育ての善神になったという由来からツノのない「鬼」の字を使っている(※私の日本語環境では、角のない「鬼」は出せません)。
また、七月上旬、境内及び門前の道路沿いは「朝顔市」で賑わう。入谷名物となったのは明治に入ってからで、十数軒の植木屋が朝顔を造り観賞させたのがはじまりといわれている。当時この地は、入谷田圃といわれ、朝顔や蓮の栽培に適していた。
大正初期、市街化により朝顔市は途絶えたが、昭和二十五年復活。以後、下町情緒豊かな初夏の行事として親しまれている。」
◯こちら===>>>
雑司が谷鬼子母神 - べにーのGinger Booker Club
↑ちょうど一年前に、私、「雑司が谷鬼子母神」に参拝していました。
「夏といったら、鬼子母神」
のようです(私的に)。
◯こちら===>>>
↑「朝顔市」自体は明治時代に始まったようですが、以前から「切り花や鉢物の産地だった」そうです。
さて、やっぱり『江戸名所図会』にはない「入谷鬼子母神」です。
『新編武蔵風土記稿』の引用を、↑一番上のリンク先からさらに引用しますと、
「真源寺
同末(法華宗駿河国岡之宮光長寺末)佛立山と号す。開山日融、萬冶2年起立し、延宝9年3月2日寂。本尊三寶。
鬼子母神堂。中老日法の作。日蓮開眼の像也。本寺より伝来と云。世に入谷鬼子母神と称す。」
となっています(『新編武蔵風土記稿』がですね……国会図書館のが読みづらくて読みづらくて……)。
地口(洒落みたいなもの)になるくらいですから、もっと「ドーン」としているのかと思ったのですが、もともと境内は小さかったみたいです。
うん……まぁ通過点だし、「朝顔市」とか、「下谷七福神巡り」とかしていたら、また別の感慨がわいたかもしれませんが……。
◯こちら===>>>
国立国会図書館デジタルコレクション - 江戸の花名勝会 る 十番組 中山文五郎/入谷の鬼子母神/入谷
↑こんなのもありました。
というわけで、次の目的地へちょっと急ぎます。
何しろ、日が傾きかけておりまして、神社仏閣の閉門時間が近づきつつあったので……最悪、「浅草神社」は諦めるつもりです。