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神社検定を受験して、さて帰るかと思ったのですが、ちょっとふらふらしてみて。
見つけました、「眞好天神社」。
◯こちら===>>>
けっこうな階段を上った、小高い丘の上にあります。
ちらっと本殿。
瓦葺きが素朴な拝殿……というべきなのか。
天神様なので、牛さんがいらっしゃいます。
丘の頂上の境内ですので、あまり広くありませんでした。
「秋葉社」「熱田社」「津島社」、だったと思います。
参道というほどの参道はないですが、丘の上に無理矢理作った感じ。
先ほどとは別の入り口です。
天神様ですので、お祀りされているのは「菅原道真公」です。
「真好真如天満自在天神」、というご祭神名になっているようです(由来不明)。
◯こちら===>>>
名古屋市瑞穂区にある真好天神社の由来を知りたい。 | レファレンス協同データベース
↑世の中にはこういうものがあるようで。
そちらから引用しますと、
「(1)『愛知県神社名鑑』p.43には、“昭和五十八年十二月二十七日に眞好社を眞好天神社に改称し祭神を菅原道真と明らかにした。”とあります。
(2)『瑞穂区の歴史』p.184には、“天保年間(一八三〇~四四)にはおどり山に祭っていたが、明治二年に現在地に遷宮した”とあります。
(3)『美豆保』第二号所収の「眞好天神社・村上神社の創祀について」(佐藤直行/著)に、由来についての記述があります。明治2年、おどり山の頂上に祀られていた御霊石を御神体として創祀し、昭和11年に祭神が菅原道真と明示されるようになったとしています。境内の由緒には、古老の伝によれば霊夢におどり山に遷し祀るようにというお告げがあったと、書いてあるそうです。また、おどり山の御霊石が度々西に傾くので、現在の神社の森に遷座したところおさまったという言い伝えがあるそうです。」
この『美豆保』の中の記事で参考にされている「眞好天神社記録」等は確認できていないようなので、もやもやした感じです。
「おどり山」というのは、現在「村上神社」があるところだそうです。
↑の方で紹介した、瑞穂区のHPでは、
「古老の伝えによれば、天保年間には「おどり山」(現在の村上神社)に祭っていたが、霊夢により明治2年に現在地に遷宮したという。」
だそうです。
何らかの理由で、「おどり山」の山頂で祀られていた「石」がこちらに遷ってこられて、昭和11年に「菅原道真公」がご祭神であると確定した、ということです。
ん〜、これは「おどり山」にも行ってみないといけない、ということでしょうか。
こういう小さな社は、なかなか実態がつかめません。
ところで、「おどり山」から「石」がやってくるまで、
ここは何だったんでしょう?
ただの丘?