12/11。
「外宮」をとりあえずざっと巡りまして、急いで移動。
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平日とはいえ、駐車場に入るのに時間がかかりました。
遷宮なったばかりですから、参拝客も多いです。
無宗教と呼ばれて久しい日本ですが、不思議な話です。
第一鳥居。
この先にトイレはありません。
五十鈴川の御手洗場を右手に観ながら、
第二鳥居。
暗い。
……これ、どこだっけな……。
正宮前。
階段を上ると、撮影は禁止です。
御祭神は当然ですが、「天照大御神」、あるいは「天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)」。
最近ではその由来なども、ばんばんテレビで放送されて、パワースポット扱いされていますので、ご存知の方も多いと思います。
お参りを済ませて、右手から板垣を廻っていくと、「荒祭宮」に行けます。
別宮「荒祭宮(あらまつりのみや)」は、「天照坐皇大御神荒御霊」を御祭神としています。
◯こちら===>>>
http://www.isejingu.or.jp/shosai/naiku/naiku6.htm
別宮の第一位ということで、正宮に次ぐ扱いを受けていることになります。
五重もの垣が巡らされている正宮に比べると、近づきやすく、神明造の宮の様子がよくわかります。
もちろん、遷宮も、正宮同様に行なわれます。
さて、御参りしましたら、参道を戻りまして、第二鳥居の近くから、橋を渡った先の、「風日祈宮(かざひのみのみや)」を目指します。
◯こちら===>>>
http://www.isejingu.or.jp/shosai/naiku/naiku7.htm
御祭神は、「級長津彦命(しなつひこのみこと)」「級長戸辺命(しなとべのみこと)」。
「豊受大神宮」の「風宮」と同じですね。
元々は「風神社」と呼ばれていたのが、「宮」号を許されたのは、元寇の際に御神威を発揮されて神風を起こされたので、というのも同じです。
そもそも「皇大神宮」自体が、五十鈴川を渡った先にあるのですが、「風日祈宮」はそこからさらに川を渡った、ちょっと離れたところにたたずんでおります。
川を渡る、というのは、そうです、
高田崇史式怨霊怨霊の法則
なのですが、二度橋を渡るっていうのはなかなかないのではないか、と。
さて……、あ、今思い出した。
「瀧祭神」に御参りするのを忘れている……ああ。
ま、悔やんでも仕方ないので。
一気に宇治橋辺りまで戻り、そのまま橋を渡らずに右手に向かうと、「神宮司庁」があるのですが、その手前に、
「大山祇神社」と、
「子安神社」があります。
「大山祇神社」の御祭神は「大山祇神」、「子安神社」は「木華開耶姫命」とされています。
神宮司庁は紅葉がなかなか綺麗でした。
で、あとは宇治橋を通って帰るだけなんですが……。
「皇大神宮」は、別宮、摂社、末社、所管社合わせると50を越えると言われておりまして。
一度は全部巡ってみたいのもなんですが、そうもいかず。
とりあえずは、身近なところから、ということで、「皇大神宮」の駐車場近くにありますこちら、
◯こちら===>>>
↑によれば、「川相神社」と「熊淵神社」が同座として祀られているそうです。
御祭神は、「大水神社」が「大山祇御祖命(おおやまづみのみおやのみこと)」、「川相神社」が「細川水神(ほそかわのみずのかみ)」、「熊淵神社」が「多支大刀自神(たきおおとじのかみ)」。
山と水に関係がある神様のお社のようです。
「皇大神宮」のすぐ近くで、ちょっと分かりづらいところにありますが、なかなか風情のあるたたずまい。
参拝している人は少なかったですけれども。
続いては、
「饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)」。
◯こちら===>>>
宇治橋の守護神のようです。
遷宮の折りには、最初に立て替えられるのだとか。
「宇治の橋姫」との関連はよくわかりませんが、
「荒木田守良は『神宮典略』で、山城国(京都府)宇治橋の橋姫明神(祭神瀬織津姫)に倣って、寛正7年(1467)三月の将軍足利義教参宮に併せ、饗土の地に橋姫神社が創建されたと解説している」、
とwikipediaにはありました。
開けた空間に瑞垣もなく、何とも無防備に思えます。
が、むしろこれが、入ることを躊躇させる守りの呪法なのかもしれません。
ためらいますよね、ここに入るの。
そして、
◯こちら===>>>
鎮座値辺りは昔の船着き場で、「津長原」と言ったそうです。
御祭神は「栖長比賣命(すながひめのみこと)」、同座の末社「新川神社」には「新川比賣命(にいかわひめのみこと)」、「石井神社(いわいじんじゃ)」には「高水上命(たかみなかみのみこと)」が祀られています。
さきの「大水神社」といい、水に対する信仰心が厚かったということなんでしょうか。
あるいは、「水が恐ろしかったか」。
この土地に、外から「天照坐皇大御神」がやってこなければ、水神信仰が盛んになっていたのかもしれませんね。
で、
「饗土橋姫神社」の手前に、こんなのが建っていまして、辺りを見渡してもそれらしいものがなかったのでスルーしたのですが、
◯こちら===>>>
まさかちゃんとあったとは……。
急ぎ旅だったので、見落としが多いなぁ……。
あ、私、伊勢の知識はほとんどないままにお参りしておりますので(基本、大きい神社が狙いです)。
さて、続いては、境外別宮を巡ります〜。