12/11。
「豊受大神宮」を参拝して、次は近いので、駐車場に車をとめたまま歩くことにしました(本当はだめかも)。
◯こちら===>>>
http://www.isejingu.or.jp/shosai/geku/geku1.htm
目指すお宮はJRの伊勢市駅近くにありますので、そちらへ向かってぶらぶら。
例の「ダビデの星」入りの石灯籠。
八幡製鐵さんが奉納されたようです。
町の中にぽつん、とあります。
パノラマってみました。
向かって右手が入り口、左手に本殿です。
分かりづらいですが、参道は、鳥居をくぐって左に二度「直角に」折れ曲がっています。
高田崇史式怨霊の法則、ですね。
御祭神は「月夜見尊(つきよみのみこと)」「月夜見命荒御霊(つきよみのみことのあらみたま)」です。
同じ神を一つの社殿で御祀りしているのには何か理由があるのでしょうか。
それとも、ないのでしょうか。
別宮においても式年遷宮は行なわれますので、このように古殿地があります。
神明造のシンプルな社殿が、いくらか紅葉した森の中にとけ込んでいるようで、素敵ですね。
摂社「高河原神社」。
パーフェクトにスルーしましたが、「豊受大神宮」には現在、「せんぐう館」というところがありまして、遷宮の歴史その他の展示等を行なっている、と思います。
そちらのHPによれば、
◯===>>>
「高河原神社」は、「月夜見尊御玉(みたま)」をお祀りしているのだそうです。
またか。
いくらなんでも、同じ神社の敷地内で、同じ神様を三柱も祀らんだろう。
「月夜見宮」の参拝のしおりによれば、この辺りは「高河原と呼ばれ」とあります。
wikipediaで「高河原神社」を検索しますと、「明らかに国生神」つまり地主神だとしています。
『延喜式神名帳」によれば、「川原坐国生神社(多分、「かわらにいますくにうみじんじゃ」と読むのだと思いますが、自信なし)」とされているようです。
地主神の土地に、後から「月夜見宮」を建てて、地主神を改めて祀る、という、ありがちなパターンのようです。
古くから祀られていたものと想像されます。
本殿を横から。
こちらは、落雷のあった木を御祀りしたもの、のようです。
祠のようになっていて、中には石碑が(何か彫られているようで、そうでもないようで)。
新しいと思われる、狐の像が二つ。
うーん……どうみても
犬
なんですが……ああ、でも尻尾が狐か。
しかし、あえて狐を祀るということは、お稲荷さんなのでしょうか……。
犬だとしたら……犬が神使って、どこだろう……むしろ、狼ですか?
三峯?
うーん、まぁそっとしておきましょう。
比較的朝早いので、参拝客も少なく、静謐な空気を味わうことができました。
さすが伊勢、敷浪寄せる神風の国。
森に一歩入れば、そこは神の庭なのでした。
しかし、のんびりしてはいられない。
すぐに「豊受大神宮」に戻り、急ぎ「皇大神宮」に向かわなければ。
というわけで、今日はここまで〜。