11/23。
遠くのパワースポットより、近くのパワースポット。
パワースポットという名称は嫌いですが。
行ってきました、「荒子観音(あらごかんのん)」。
○こちら===>>>
荒子観音 | 観る・遊ぶ | 名古屋観光情報 名古屋コンシェルジュ
正式名称は「浄海山圓龍院観音寺」。
境内はそれほど広くなく、何となく開けたところです。
柿渋風の多宝塔が美しいです。
杮葺(こけらぶき)だそうです。
杮の旧字が出ませんな。
周囲には高いものもないので、青空に映えますねぇ。
本堂。
六角堂。
「荒子観音」の石柱。
秋葉大権現……だと思うのですが、あんまり覚えていません。
しかし、確か、中に観音二十八部衆が安置されていたと思います。
新しい像で、彩色も施されていたのが非常に珍しく。
中を撮影することはもちろんできませんでしたが、他のサイトではあまり触れられておらず、みなさんあまり興味がないようで……。
「蓮華王院」のように、勇壮なものではありませんでしたが、二十八部衆が一同に会しているのは珍しいのではないかと思います。
「阿修羅王」ファンはお見逃しなく(?)。
境内の「神明社」。
祭神は、「天照大神」でしょう(「神明社」は、「神宮」の分霊です)。
神仏習合の名残、でしょうかね。
仁王門を横から。
本堂裏手に、他にも境内社が。
「弁財天」。
朱塗りの鳥居に、神社とは書いていないのに、神社。
中央に「弁財天」、向かって右に「日吉大社」、左に「白山妙理大権現」。
「日吉大社」の前には、神使である「猿」の像が奉納されています。
「白山妙理大権現(菩薩)」は、当時を創建したと伝えられる「泰澄」が感得した神で、「白山」信仰の起源である加賀国の「白山」も、「泰澄」が開いたとされています。
その縁で祀られているのでしょう。
その隣には、
「役行者」像がありました。
山伏の元祖でもある「役行者」。
「白山」信仰は、山岳信仰の一つでもあり、こちらもその絡みで祀られているのかと思われます。
あるいは、観音信仰と「役行者」には、深い関係があるのか……。
私の知識では、「役行者」は「孔雀明王法」を会得した人で、観音信仰とのつながりがぴんときませんが……宿題ですな。
「役行者」の向かって左にある像は、何でしょう……微笑しているように思えます。
持ち物なんかも分からないので、推察もできませんが……一面二臂か四臂の像、でしょうか。
向かって右の石碑には彫られているのは、多分「不動明王」だと思われますが……写真じゃ何とも。
さて、尾張四観音にも数えられる「荒子観音」は、「円空仏」で有名だそうです。
華麗にスルー。
……あれ、御朱印の写真がない。
ともかく、尾張四観音も後一つで制覇〜。
(3/12・御朱印追加)