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渋谷のほうで催し物があったので、お休みをとったのです。
とはいえ、あまり移動時間がなく、それでいろいろ検索していたら、何やら「五百羅漢寺」辺りでイベントがありまして……どんなイベントだったか忘れてしまったのですが、まあ行ってみましょう、と。
と、その前に「蟠龍寺」に寄ってみました。
◯こちら===>>>
https://www.facebook.com/vanryuji344/?locale=ja_JP
公式のFacebookがあったので、ログインできる方はそちらを〜。
ちらほら参拝者の方がいらっしゃったので、写真の順番がばらばらですが、「岩屋弁天」と称されるくらいですから、岩屋です。
今回、写真があんまりな感じです……。
ので、こんな感じで植物で誤魔化したりしています。
「蟠龍寺
目黒行人坂付近にあった称名院[慶安元年(1648)開創]を、増上寺の霊雲上人が浄土宗の戒律を復興するため現在地に移し、宝永6年(1709)「霊雲山称名院蟠龍寺」と改名再建されました。
次いで、寛政6年(1794)律院となりましたが、「不許辛肉酒入山門」の結界石がその名残りを今にとどめています。
本堂には本尊として「木造阿弥陀如来像」(都指定文化財)があり、天明年間(1781〜1788)に東都三番札所となり善光寺式阿弥陀三尊像も祀られています。
「江戸名所図会」にのった境内は、当時の風趣が偲ばれ、元禄11年(1698)建立の地蔵尊があります。また、山手七福神の一つであり、江戸裏鬼門の鎮守として岩窟内に石像弁財天、弁天堂内に木造弁財天(八臂の天女像)が安置されています。
さらに境内には、藍蝋の歌碑や下目黒尋常小学校創立之碑などもあります。」
何がメインなのか……灯篭か……あ、池か(「弁天」様なので)。
本堂。
参道入り口。
案内板。
さて。
◯こちら===>>>
斎藤幸雄 編 ほか『江戸名所図会』2,有朋堂書店,大正11. 国立国会図書館デジタルコレクション
(参照 2024-07-09)
『江戸名所図会』をみておきましょう。
52コマです(引用にあたって旧字をあらためた箇所あり/判読不能文字は■に置き替える)。
「霊雲山蟠龍寺
安養院と号す。同所橋より一町ばかり西南、道より右にあり。浄土律して、縁山に属せり。本尊阿弥陀如来は、慈覚大師の作なり。開山は吟蓮社龍誉一雨霊雲和尚と号す。上野国新田の大光院より退隠の後、当寺草創ありしとなり。境内に丈六の阿弥陀如来の銅像あり。又後の方、山崖の下に岩窟ありて、中に弁財天を安置す。弘法大師の作なりといふ。本宮は門の向にあり。惣門の額に安養院と書せしは、黄檗獨湛和尚の筆なり。」
図絵を見ていただくと、今とあまり変わらない(100年ちょっとくらいですから)境内の様子が伺えます。
岩屋が補強されてしまっているのがちょっと残念ですね。
そしてですね、「五百羅漢寺」にもお参りしてきました。
2年に1回くらいはお参りしているかな……(いやそんなには行っていない)。
◯過去記事===>>>
「五百羅漢寺」 - べにーのGinger Booker Club
補遺・「五百羅漢寺」 - べにーのGinger Booker Club
補遺補遺・「五百羅漢堂」 - べにーのGinger Booker Club
「目黒界隈」〜「五百羅漢寺」「目黒不動」「大鳥神社」〜 - べにーのGinger Booker Club
↑うん、そんなには行っていない……で、前回の「五百羅漢寺」の記事で、ご本尊の後ろにあったのは「獏王」と、「獬豸(カイチ※OSなどにより表示されない場合があります)」なんじゃないか、と思っていたのですが、公式にはやはり「麒麟」ということになるようです……残念(?)。
そんなみんな大好き「獏王」、私が知るきっかけとなった漫画『足洗邸の住人たち。』(みなぎ得一/エンペラーズコミックス)が、みなぎ得一全集として今年から配信されております。
みなさん、今です!(?)