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神社仏閣ラブ(弛め)

「片山八幡神社」(名古屋市東区)

10/1。

「桜神明社」をあとに、さてどうしたものか……そういえば、周辺をうろついて気になっていたところがあったので、東区方面へ。

「片山八幡神社です。

 

◯こちら===>>>

片山八幡神社

 

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わりと分かりづらいところにあるんですよね……。

 

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旧社格は県社。

 

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小さかった……いや、けっこう高いところに掲げられておりまして。

 

「祭神

左 天照皇大神

中 誉田別尊(応神天皇

右 菊理媛神

 

由緒

当神社は第二十六代継體天皇の御代尾張国山田郡片山郷即ち現在の地に鎮座したと云う 元亀天正の頃続く戦国時代の災禍を受けて甚だしく頽廃したが祭事の鄭重を守り一時熱田神宮に預けられる 江戸徳川の太平となりて元禄八年尾張家第二代光友卿の深き御敬神の念によりて社殿以下荘厳なる造営を遊ばされ徳川源家の氏神と思召され名古屋市中鬼門除けのお社として崇められ篤く信仰される

昭和四年県社に昇格し大改築が成されたが昭和二十年の戦災により境内の老樹を始め建造物の悉くを焼失せり 昭和三十二年隣接せる神明社を合併して境内整備と共に本殿以下現在の殿宇を造営し更に昭和四十九年社務所を建設して大体の復興を見る

次いで平成八年造営大改修を行う

 

八幡信仰御霊験

平安期頃より源氏の氏神とされ武家の守護神として信仰される 又、八幡神は最初に外来文化を取り入れられ我国の発展を図られた文化を導く神として 又、母子慈愛の神(母子神信仰)として等多目的な御神徳を有せられる」

 

なるほど、鬼門除けのお社でしたか。

東京ほどではないにしろ、名古屋も大空襲がありましたので、様々なものが焼け落ちてしまいました。

復興はごく最近、といってもいいでしょう(社伝通り、「継体天皇」時代に存在したとしたら、1300年以上の歴史ですから)。

 

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鳥居。

 

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狛犬さん。

これはまた、苔生し……すぎてないですか?

 

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百度石と。

 

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石灯籠……なんか、つるつるですね。

 

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社伝前の狛犬さん。

 

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拝殿。

やたら空が白いですが、単に曇っていただけです。

 

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右手前からやや斜めに。

 

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社殿右手に怪しげな参道が……。

 

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摂社末社が御鎮座されておりました。

 

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左側……読めません。

神社のHPによると、左から「宗像社」「秋葉社」。

 

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同じく左から、「津島社」「青麻社」。

 

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「青麻社」は重宝されたのでしょうか。

 

◯こちら===>>>

青麻神社<由緒・沿革>

 

「青麻神社」は、北のほうの神社のようで、中風病に霊験あらたかなところ、のようです。
実際に行ってみたいところですね……仙台か、「鹽竈神社」も行かないとな、と思いながら、移動だけでなかなか時間がかかるもので……。

 

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左から「金刀比羅社」、「愛宕社」。

 

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境内末社狛犬さん。
生してますね、かなり苔生していて素敵です。

 

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末社遠景。

 

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末社の右手にあるのが、「御嶽神社」の遥拝所です。
関東にも御嶽講はあったと思いますが、やはり近くのこの辺りのほうが盛んだったのでしょうか。
そういえば、「富士塚」はあるのに、「御嶽塚」はないですね。
あんな綺麗な形はしていないから、なのか。

 

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木陰に隠れて。

 

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一度境内から出まして、東側から再び。
すると、ほぼ正面に「谷龍神社」があります。

 

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「谷龍神社は、旧来「姫子龍神社」と称し、徳川別邸内に鎮座されたが、大正十二年に当地に遷祀した社で、御祭神は「闇淤加美神」で谷に棲む龍神であると言われ、諸病平癒の霊験と諸願繁栄の縁起を徳としている。」

 

という案内板と狛犬さん。
日本には、昔から龍はいませんでしたので、龍神と言われているものは、たいていが蛇神です。
蛇は泳ぎもよくしますし、海蛇もいますので、水の神としてイメージしやすいのだと思います。

 

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鳥居。

 

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社殿。

 

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手水舎。

 

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この「谷龍神社」、というか東側の境内入り口は、かなり下がっているので、見上げれば「片山八幡」の本殿がちらりと。

 

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拝殿のほうまで戻りまして、拝殿向かって右に立っていた石碑。
戦後の区画整理……なのでしょうか。

 

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再び拝殿。

 

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神輿庫。
「瑞龍みこし」、だそうです。

 

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遠景。

 

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御朱印。
大曽根(地下鉄の駅があります)からは、少々離れているのですが、書き添えるということは、何か関係があるのかないのか。
お楽しみに(?)。