べにーのGinger Booker Club

神社仏閣ラブ(弛め)

「黄檗山萬福寺」〜奈良・京都めぐり〜

10/31。

 「橋姫神社」をあとにして、宇治駅から京都駅へ移動。

もぞもぞとお土産を選択。

 

○こちら===>>>

三條若狭屋

 

珍しく出発前に検索し、↑三條若狭屋さんの「祇園ちご餅」がおいしそうだったので、他の諸々と一緒に購入。

満足。

というわけで、京都駅から引き返し、黄檗駅で下車。

まだ昼ちょっと過ぎなのですが、黄檗萬福寺へ。

 

○こちら===>>>

www.obakusan.or.jp

 

昼過ぎだからどうなのか、というと、いつもは京都に来たら、最後に立ち寄ることにしている場所だからです。

なんといいますか、旅の浮かれ気分を日常に接続してくれる、そんな静かな空間なもので。

今回は、土産の紙袋をわさわさと言わせながらの参拝です。

 

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総門。

いや、よく晴れています。

 

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「由緒

中國福建省福州府の黄檗萬福寺の住持であつた隠元禅師がわが國に渡来したのは承應三年(一六五四)である。萬治二年(一六五九)四代将軍家綱公よりこの地を賜わり、寛文元年(一六六一)新しい寺の建立を始め、元を忘れないため黄檗萬福寺と命名した。尓来黄檗宗の本山として黄檗禅挙揚の源となつている。歴代住持の内十六人が中國僧であるのみならず山内到る處中國色濃厚な事を特色としている。」

 

厄介な隣国ではありますが、それでも文化には一目置かざるを得ません。

 

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幾何学的な敷石の上を歩いていくと、三門です。

いい形ですね。

あ、拝観料が必要ですので、ご注意を。

 

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八幡宮のようです。

 

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まず行き当たるのが、天王殿。

黄金の「布袋尊」がいらっしゃいます。

かなりでかいです。

福々です。

いただいたパンフレットによれば、

 

「寺の玄関として設けられます。中国では一般的な建て方で、布袋尊弥勒菩薩の化身)・韋駄天像・四天王をお祀りしています。尚、当山は日本最古都七福神布袋尊」の寺です。」

 

とのこと。

「韋駄天」が結構珍しいのではないかと。

ここから向かって右手に廻廊を行くのが参拝順路です。

 

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伽藍配置にゆったりさがあります。

 

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「大雄寳殿(だいおうほうでん)」。

パンフレットによれば、

 

萬福寺の本堂であり、最大の伽藍。日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物です。本尊は釈迦牟尼佛。両脇侍は迦葉、阿難の二尊者。両単に十八羅漢像を安置してあります。」

 

とのこと。

 

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ベンチ。

 

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「天王殿」の後方を、「大雄寳殿」の辺りから見ています。

龍安寺」の石庭もいいですが、こちらもなかなか。

 

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「大雄寳殿(重要文化財

本堂です 中央は釋迦牟尼佛 向つて右が迦葉尊者 左は阿難尊者 両側は十八羅漢 ともに明朝時代の彫刻家范道生(はんどうせい)の作です

用材はすべて鐡梨木(ちーく)が使用されており表の蛇腹の天井 桃戸など中国式の特異なものです。 朝暮の勤行は明音を用い、現在中国で行われているのと殆んど同じです

「大雄寳殿」の額 開山隠元禅師筆

「萬徳尊」の額 二代木庵禅師筆

堂内の聨 開山、木庵、悦山 各禅師筆

堂外の聨 即非禅師及び高泉禅師筆

以上全部重要文化財

「真空の額」

明治天皇御宸筆」

 

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「大雄寳殿」の後ろから見た法堂。

 

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法堂から見た「大雄寳殿」。

勾欄が卍くずしになっているのも中国風、というやつでしょうか。

 

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法堂を向かって左側から。

 

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「大雄寳殿」遠景。

 

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廻廊。

 

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合山鐘。

 

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寿塔。

 

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開山堂。

 

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三門を裏から。

 

はぁぁ……もっとまったりしていたかったのですが、次に移動しなければいけないのでここまで。

萬福寺」は、これからも、京都にきたら寄るつもりでいますので、写真も少なめです。

 

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パンフレット。

これが黄金の「布袋尊」です。

福々。

 

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御朱印は何種類かあり、今回は「大雄寳殿」のものをいただきました。

 

ふう……もう旅が終わった感じですが、いやいやまだまだ。